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チームメンバーの種類・役割 前編


こんにちわ
AKIHABARA ENCOUNT シンタロです。

えっ、これ俺の仕事なの?

こんなことまでやらされるの?

なんて思ったこと一度はあるんじゃないでしょうか?

eスポーツチームだけでなく多くの組織でよくあることだと思います。

誰も理不尽なことや他人の仕事を押し付けられたくないですよね。

メンバーの種類・役割が整理されているとそういったことがギュッと減ると思います。

今回はeスポーツチームにおけるメンバーの種類・役割を解説していきます。

私が失敗してきた数々の失敗と対策、持つべき考え方などを盛り込んでいます。

参考になったら嬉しいです。


【チーム代表】






メンバーの特性、世間の動向、自分の価値観など様々な要素を考慮した上、チームの方向性を決める人。


つまり、友情(愛情)と努力(信頼)と勝利(将来へのワクワクと夢の実現)=少年ジャンプの楽しさのようなものをチームの関係者全員に提供できる人です。


eスポーツを本気でやる合理的理由なんてありません。

eスポーツでは美味しいご飯も作れないし、便利な道具も作れないし、お金稼ぎたいなら他の職業でいいです。


なので、面白い漫画のように読みだしたら止まらないような仕掛けがチーム内に必要になっていきます。


また、チームが小さいころは全部の面倒ごとが集まりがち。メンバーは自分のお父さんだと思って感謝を伝えよう。さすれば笑顔でみんなのために尽くしてくれます。


チーム代表はなるべく他のメンバーに仕事を振ろう。抱え込んでしまうとイライラが募るだけでいつか爆発してしまいます。


両親の機嫌が悪い家庭で子供が健全な精神を保つことは非常に困難なことと同じです。ゆとりを持つことを忘れずに自分の信じた道を進んでください。


たとえ進む道が間違ってたとしても失敗した経験が次に必ず生きてきます。


最も孤独になりやすいポジションでもあります。代表の悩みはチームメイトには共感してもらえないでしょう。どうしても誰か相談したり話したいときはこのENCOUNTを通してチーム代表仲間を探すのもいいかもしれません。




【オーナー】








チームの権利と責任を持ってる人。オーナー兼チーム代表を兼ねているケースも多いです。アマチュアチームだとチームを立ち上げた人が実質的オーナーです。



法人チームの場合、会社が権利を持ち、会社の株主がオーナーです。他のメンバーよりチームの収益性、継続性、社会的意義などを気にしています。


最近レペゼン地球が会社のオーナーに権利を根こそぎとられたと話題になっています。しかしながら、裁判所では毎日何百件とこのようなことで争いが行われています。


会社あるある的なよくあるトラブルです。チーム運営を仕事にしたい人は大会規約のチェックだけでなく、法律もある程度勉強することをお勧めします。


ネットにいっぱい記事が上がっています。出資する場合が多いポジションです。慎重に慎重を重ねて出資することをおすすめします。


みんなのキラキラした目が見たくてついついお金を出したくなる気持ちはわかります。しかしながら、日本市場における相場価格から離れたお金を支払ってしまうと全員が不幸になるケースが多いです。



eスポーツにおける相場価格なんてない!というのも分かりますが現状のeスポーツ選手の価値≒インフルエンサーとしての価値になります。


純粋なeスポーツ選手としてだけでお金を稼ぐ方法=賞金、ファイトマネーだけではどうにもならないからです。


インフルエンサーでしたら相場価格がある程度あります。相場価格ではなく能力給、成果給にすると多くの場合、貢ぐ男と貢がれる女という構造になるのをよく見かけます。



それは金銭のやりとりだけでなく物品や労力の提供でも同じです。カップルというのはどっちかが一方的に与える、受け取るという関係になると必ず破綻します。



選手たちが最初に必要してるのはお金の前にまず愛情と信頼です。愛情と信頼はお金で買えないから価値があります。また愛だけじゃご飯は食べれません。具体的に頑張るべき方向性を示したり創造する必要があります。



また世の中には悪い大人≒悪い出資者もいます。具体的なビジョンもないのに、あたかもeスポーツ選手にとんでもない価値があると誤認させ大金を握らせて洗脳まがいのことする人たちです。



私、シンタロはオーナーとして数々の失敗をし多くの失敗してる人たちを見てきました。なので、手痛い失敗はみんなにはして欲しくありません。


露骨に利権争いをする大人たち、若者を躍らせようとするメディア、何も考えられない正しい判断力のない子供たちと混沌としているeスポーツ業界です。



混沌としてるところが楽しいのもありますが1ビジネスとしてだけなくライフワークとしてeスポーツを捉えるなら選手、子供たちに伝えるべきことはおのずと決まってくると私は考えます。




【マネージャー】






チーム代表のサポート的な立ち位置の人。チームが小さいころはチーム代表がこの役割もこなします。スクリム・大会申請、Discordメンテ、Twitter運用等の雑用を全部やりがち。


優秀なお母さんとは子供の面倒をなんでもこなすのではなく、子供に楽しくお手伝いさせ仕事をこなせる土台を作れる人です。


なんでもやってあげるお母さんはニート製造機です。選手は練習と試合だけに集中するべきという考えは正論です。


しかしながら、選手の99.99%が練習と試合だけに集中すると将来は暗いです。オリンピック出場選手の過半数が引退後の年収300万円程度というのが現実です。


現状eスポーツ大会がオリンピックより得られるものが多いとは思えません。選手たちの将来を考えるなら色んな仕事を振ってあげてください。ゲームの世界にのめり込みすぎると世間で老害と言われる人たちと同じぐらい頭がカチコチになります。



また、チーム代表とオーナーとの関係もすごく大事です。チーム代表はチームのお父さん、オーナーとはおじいちゃんみたいなものです。チーム代表の説明にも書きましたが 両親の機嫌が悪い家庭で子供が健全な精神を保つことは非常に困難です。



選手や他のスタッフに振り回されず自分らしくいてください。eスポーツの大会で優勝するのと同じくらいちゃんとやろうとしたら難しいポジションです。eスポーツに詳しくて上記もうまくできる人材などほぼいません。


なので、シンタロ的考えでは無理にマネージャーを置かずにまずは選手たちの自主性に任せる方がベターかと思います。


長くなっちゃったので後半に続きます。

By シンタロ

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